前回の記事ではマーチン記録表のタブの説明を行いました。今回はより詳細に、マーチン記録表を使った取引の記録の仕方を説明していきます。
取引の記録の仕方
この表を使うとき、まず初めに「マーチン表」タブの開始残高欄と現在残高欄に現在の残高を入力してください。
また、左上のペイアウト率の欄も必要に応じて変えてください。(初期値は1.8にしています。)
これらの入力を終えるとマーチンの種類(4回~10回)の最初の投入金額が表示されます。それらを参考にしながら、何回マーチンでいくか決めていきます。マーチン回数が決まったら、その回数のタブに移動します。

まず、「マーチン表」タブの開始残高欄、現在残高欄等を入力してね。
「4~10回」タブでは、初回投入金額だけでなく、1回目に負けた場合の2回目の投入金額など全ての投入金額が表示されています。
これらの投入金額を使って、取引を行ってください。(連敗には注意してくださいね!)
取引を行って勝利したタイミングで記録をしていきます。
たとえば、1回目で勝利した場合は、1回目の右側にあるカウンターの欄に「1」と入力してください。
2回目で勝利した場合は、2回目の右側にあるカウンターの欄に「1」と入力してください。この時点で、現在残高も更新しておきます。「マーチン表」タブに戻って、「現在残高」の欄を更新してください。以上がマーチンで取引をまわす際の流れです。あとは、これを繰り返していってください。(※)
ちなみに、何回か取引をしていって、勝利を記録したいカウンター欄に数字が存在している場合は、+1をした数字を上書きしてください。
たとえば、今日二度目の1回目勝利をした場合には、既に1回目のカウンター欄に「1」が入力されている状態だと思います。
この場合は、1回目のカウンター欄に「2」と入力してください。
途中撤退したり、マーチン崩壊した場合
マーチンをやっていると負けるごとに投入金額が増えていきます。
連敗が続くと金額が大きくなるので、いったん途中で仕切り直しをして、もう一度今の残高で最初からマーチンをまわそうと判断することもあると思います。
このように途中撤退した場合は、「4~10回」のカウンター欄の右側にある撤退欄に記録していきます。
これもカウンター欄と同じ入力の仕方で、数字を入力していくかたちです。
たとえば、2連敗していったん撤退を決めた場合は、2回目の右側にある撤退欄に「1」と入力するということです。
もし、連敗が続いてしまい、資金がゼロになってしまった(マーチン崩壊)場合は、カウンター欄の一番下の部分にカウントを入力してください。
入金や出金をした場合
入金や出金をした場合には、「マーチン表」タブで記録をします。
まず、入金額、出金額を本日入金、本日出金の欄に入力してください。
また、口座残高も変わってきますので、現在残高の欄も更新してください。水色の部分は手で入力する必要があるので注意してください。
一日の取引が終了したときの作業
この表でこれが一番面倒なのですが、一日の取引が終了したらその日の成績のデータを集計欄に移動させる必要があります。
(マクロを組めばいいのですが、自分用の表なのでそこまではできていないので面倒かもしれませんがお願いします。面倒とはいってもコピペするだけなのですが。)
取引が終わったら「集計表」タブを開いてください。
このタブの14列目が本日の成績のデータです。これを18列目以下の集計表に移動させます。
移動は「数字だけをコピペ」することによって行います。A15~BX15のセルをコピーしてください。(行全体をコピーすると保護の関係で貼り付けがうまくいかないので、セルベースでコピーしてください。)
その後、18行目以下に右クリックで「形式を選択して貼り付け」を選び、数以外のチェックを外して貼り付けを行ってください。
貼り付けたあとはA列に日付を入力するとあとで見やすくなります。また、貼り付けたデータ部分にはセルの色を変えたうえで保護をかけておくことをオススメします。

1日の取引終了後、「集計表」タブで本日データ(A15~BX15)を集計欄(18行目以下)にコピペ(数値のみ)します。
次に本日入力したデータを消していきます。
「4~10回」タブに記録した数字を全て消してください。
次に、「マーチン表」の「開始残高」の欄に現在残高の値を上書きしてください。一時退避、本日出金、本日入金の欄は0に戻してください。
以上が、取引が終了した際の作業です。
一日の最後の締め作業まとめ
- 「集計表」タブ:本日の成績データを集計欄に移動
- 「4~10回」タブ:記録したデータを全て消去
- 「マーチン表」タブ:開始残高の更新、一時退避・入金・出金を0に
少し慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に使えるデータを貯めることができると思います。
次回はマーチン記録表で貯めたデータをどう使えばよいかについて説明していきます。