ハイローでは、熱くなると連敗が続きやすいところがあります。とくにマーチンをやっていると、連敗は命取りです。
連敗をしないためには絶対に熱くならないことが大事ですが、実はこれを実践できている人は多くありません。
今回は、冷静さを保って安定した取引をするために、連敗時にできる対処方法を3つ紹介していきます。
連敗癖を直すヒントになると思いますので、ぜひチェックしていってくださいね。
冷静さを取り戻すためのルール
熱くなっている頭をその場で冷やすのはなかなか難しいものです。
なので、あらかじめ連敗が起きたときの対処方法をルールとして決めておくことをオススメします。
そのルールに従うことで、痛手を負うことなく相性の悪い相場を乗り切れる可能性が高くなるはずです。
ここではすぐに実践できて効果的なルールをいくつか紹介していきます。
いったん間を置く
これが私がもっとも強くオススメする方法です。
いったん取引をやめて、チャートを見るのもやめて、気持ちが完全にリセットできてから取引に戻る、というものです。
1時間くらい休むというのでもいいですし、今日は取引をやめて次の日に気持ちを新たに再会する、というのでも良いでしょう。
時間がたてば随分と冷静に取引にのぞめるようになるはずです。
そして、これが大切なのですが、あらかじめ間を置くことにする連敗数を設定しておきます。
たとえば、私の場合は3回連続で負けたら、「ちょっとおかしいぞ」ということで間を置くようにしています。
(連敗の数を何回にするのが良いかは、その人の資金管理方法にもよって変わってきます。)
この方法は簡単なように聞こえると思いますが、負けた状態でしばらく時間を置かないといけないため、意外と実践が難しいところがあります。
しかし、これができるかどうかでハイローで勝てるかが決まると言ってもいいぐらい大事なことなので、ぜひ取り入れてみてほしいと思います。
小額取引に切り替える
1つ目の方法がどうしてもできないという人にはオススメなのが、この方法です。
どうしても「負けた状態で取引をやめるのはイヤ!」となってしまう人の場合は、取引をやめなくていいので、いったん小額取引に切り替えてください。
そして、自分のペースを取り戻して普段の勝率に戻るまで、取引をしながら待ちましょう。
小額取引では儲けが小さくなりますが、同時に損失も小さくなります。
これによって、熱くなった状態でも損失を抑えることができます。
また、熱くなって「早く損失を取り返したい!」という気分になっている人でも、小額でも取引をしていれば意外と気持ちは満足していくものです。
少額で取引をし続けることで、熱くなった状態から徐々に落ち着いていくはずです。
最悪なのは、熱くなって勝率の低い状態で大金で勝負をかけることです。
相場の相性が悪くなったらいったん引く、これがハイローでは鉄則になります。
取引する通貨ペアを変更する
連敗が続いているときというのは、自分の相場観が実際の相場と合っていない状態です。
そのため、関連性の低い相場で動いている別の通貨ペアで取引をすることによって、連敗が止まることもあります。
なお、関連性のある通貨ペアに変えても効果は期待できないので注意しましょう。
たとえば、ドル主導で動いている相場の際に、ドル円からユーロドルに通貨ペアを変更しても効果は期待できません。
考え方としては、まったく別の通貨で相場観をゼロから作り直すことで、悪い流れを断ち切るのを狙うというイメージです。
これを実践するためには、普段からいろいろな通貨ペアで取引をしておくことが必要です。
触れる通貨ペアの引き出しを増やしておくと、儲けやすい相場を見つけやすくなるので、ぜひ意識しておくことをオススメします。
熱くなっていることを自覚して、冷静に対処しよう
熱くなったときの対処方法をいくつか挙げてきましたが、とにかく大事なことは冷静さを取り戻すことです。
ハイローをやっていれば、どんなに上手い人でも連敗というのは避けて通れない道です。
勝敗を分けるのは、そのまま熱くなってしまうのか、それとも自分のペースを取り戻せるのかというところです。
冷静になって自分のペースを取り戻せるようになるために、上述したルールを参考に自分のなかでルールを固めておくようにしましょう。
ハイロー、とくにマーチンでよくある負けパターンが、しばらく勝っていて「これはいける!」と思った頃に連敗し、その後に冷静さを失った取引をしてアッという間に資金ゼロというものです。
冷静に普段の取引をしていればこうはならないわけで、これはかなりもったいない負け方です。
連敗時の対策をあらかじめ作っておいて、連敗時にはそれを確実に実践することで、このパターンの負けの多くを避けることができます。
ハイローで勝ち続けるための簡単なようで難しいハードルなので、今回の内容は常に意識し続けるようにしておいてくださいね。