前回に引き続き、「ハイローで商材は役に立つのか」ということをテーマに書いていきます。
前回は、「商材がどの程度価値があるのか?」ということについて書きました。
今回は、「商材にはどういうタイプのものがあって、購入するのであればどういうタイプのものにしたほうが良いのか?」ということについて書いていきます。
購入する価値のある商材のタイプについて
商材を購入する目的は、基本的に勝率を向上させることです。
ちなみに、ハイローにおいては、勝率60%あたりが勝ち組になるためのハードルです。
目をつぶってエントリーしたとすればハイかローなので勝率は50%ですが、これを相場観やなんやらを駆使して10%引き上げられるかどうかが鍵となってくるわけです。
この目標を達成するための方法として、商材はざっくりと2種類の要素に分けられます。(1)エントリーシグナルを提供するもの、(2)相場観を養うものです。
(1)のほうは、「いつエントリーすればいいかを教えてあげるので、それに従って機械的にエントリーすれば勝てますよ」というものです。
一方で(2)のほうは、「相場の見方を教えるので、その相場観に従って自己裁量でエントリーして下さいね」というものです。
果たして、どちらの要素が大事なんでしょうか?
一見、(1)のほうが何も考えなくていいし、簡単そうで良いように感じるかもしれません。しかし、(1)だけの商材は絶対に避けたほうが良いと管理人は断言します。
「(1)の商材では稼げない」とまでは言いませんが、もっとも大切な相場観を養うことができません。
なぜなら、(1)は機械的にシグナルに従うだけで自分で考えないからです。
そういう商材の場合だと、一時的に良い結果が出ることもありますが、それは長続きせず、すぐに結果が出なくなってしまうものです。(私自身、FXの商材で散々そういう経験をしました。)
相場というものは、状況に応じて常に変化し続けています。ある期間に使えたものがある期間には使えなくなる、ということなんて日常茶飯事なんです。
商材にはまってしまう人というのは(かつての私もそうでしたが・・・)、王道のサインというものがあって、それさえ知ってしまえば確実に儲かるという思考を持っています。
しかし、残念ながら、永遠に勝ち続けられる機械的なサインというのは存在しません。
勝ち続けるためには、相場が変わっても変化に対応する必要があります。そのためには単なるサインではなくて、本当の意味での相場を見る目を養う必要があるわけです。
そういった相場観を養うためには、「(1)のタイプの商材ではなく(2)のタイプの商材を選ぶべきだ」というのが、いろいろ経験をしてきた私の結論です。
私が今回いろいろ見たかぎり、ハイローの商材では(1)のタイプの商材が圧倒的に多いうえに値段が高いものが多く、なかなか良さそうなものがないというのが率直な感想です。
(あくまで販売ページを見た感想なので断言はできませんが、販売ページを見れば商材の大まかな考え方というのは分かるつもりです。)
商材を使おうと思っているのであれば、こういった観点で選別してみることをおすすめします。
ハイローの商材にこだわる必要はないかもしれない
さて、ここまで商材を購入する目的は相場観を身に付けるためにしたほうが良い、ということを書いてきました。
この目的を達成するには、「ハイローの商材にこだわる必要はない」とも言えます。
基本的なチャートの見方や分析の仕方、そういったお作法ともいうべきところを身に付けるのであれば、むしろ豊富に商材がそろっているFXの商材のほうが、内容的に優れているものが多い気がしています。
(個人的にハイローよりもFXの商材に詳しいので、あくまで管理人の主観的な意見ですが。)
もちろんハイローをやるうえでは、ハイローに特化した商材のほうが使い勝手がいいとは思います。
ただ、ハイローから始めて、相場を見る目を養っていきながら、将来的にはFXにも挑戦してみたいという人であれば、ハイローだけではなくFXの商材で勉強してみるというのもアリだと思います。
まとめ
2回にわたってツラツラと書いてきましたが、最後に商材に関する管理人の考え方をまとめておきます。
- 商材は「正しい相場観」を「短時間で」身に付けるためのもの
- 「正しい相場観」で勝率6割が可能になる
- 商材を買っても「ありえない勝率」は可能にはならない
- シグナル配信のみの商材は、相場観が身に付かないので避けるべき
- 勝率6割を達成すれば、資金管理によって継続的に利益を出すことが可能
かつてFXの商材コレクターだった管理人の考えなので、少しは役に立つのではないかなと思います。商材を探す際の参考になれば幸いです。