ハイローオーストラリア(現HighLow)の取引画面はシンプルで、分かってしまえば簡単に使いこなすことができます。これから始めてみようという人向けに、実際に取引ができるように、ハイロ―オーストラリアの使い方を説明していきます。
なお、今回は「基本編」として、最低限理解しておきたいハイロ―オーストラリアの全体の仕組みを説明します。実際の取引を行う部分は「取引編」として、次回行います。取引のやり方を知りたいという人は、以下の記事をご覧ください。
トレードの種類を選んでから、カードを選択!
ハイローオーストラリアの取引には、現在、「HighLow」、「HighLowスプレッド」、「Turbo」、「Turboスプレッド」があります。種類がいろいろでややこしく感じるかもしれませんが、基本的にはすべて同じで「今のレートより上がるか下がるか?」を予想します。そこを押さえておけば、まずはOKです。
そのうえで、スプレッド(※)の有無と判定時間の決まり方によって、この4種類に分かれています。それぞれの違いを以下の表にまとめました。まずは、これらの中からどの種類のトレードをするかを選択していきます。
種類 | 取引内容 |
---|---|
HighLow | スプレッドなし。判定時刻があらかじめ決められている。 |
HighLowスプレッド | スプレッドあり。判定時刻があらかじめ決められている。 |
Turbo | スプレッドなし。判定時刻は予想後一定時間経過した時点となる。 |
Turboスプレッド | スプレッドあり。判定時刻は予想後一定時間経過した時点となる。 |
(※)スプレッドとは、買値と売値の差のことです。ハイローでは予想時点のレートと判定時刻のレートを比較しますが、スプレッドがない場合は予想時点のレートがそのまま使用されます。しかし、スプレッドがある場合には、予想時点のレートよりもスプレッド分不利となるレートが比較に使用されます。そのため、スプレッドありの場合はトレードするうえで不利ですが、その代わりペイアウト率が高く設定されることになります。
(1)トレードの種類を選択しよう

ハイローオーストラリアでトレードをする場合は、まずはこの4種類のどのトレードをするかを選択します。口座残高などが書かれているオレンジの帯のすぐ下にあるタブに、4種類のトレードが書かれているので、やりたいものを選んでください。(上の画像では「Turbo」を選んでいます。)
(2)カードを選択しよう

トレードの種類を選択すると、それに関するカードがたくさん出てきます。このカードには、「ペイアウト率」をはじめ、「通貨ペア」、「判定時刻」、「取引時間の長さ」といった取引するうえで大事な情報が書かれています。これらのカードの中から自分がトレードしたいものを選ぶと、その通貨のチャートが下に大きく表示されます。これを見ながら、右側にあるトレードパネルを使って取引をしていくことになります。
以上が、ハイローオーストラリアの一番基本となる取引画面の見方です。(1)取引の種類を選ぶ→(2)カードを選択→(3)トレードする、こういう流れでやっていくことになります。
目的のカードを効率良く探そう
これでトレードはできる状態なんですが、その前に知っておきたいのが、カードのフィルタリングの仕方です。今の状態だと、カードがかなり多くてゴチャゴチャしています。自分のやりたいカードをフィルタリングで素早く探せるようにするコツを、まず覚えておきましょう。
「通貨ペア」でフィルタリング

カードの右上の部分を使って、自分のトレードしたい「通貨ペア」を選ぶことができます。上のが画像では「ドル円(USD/JPY)」を選んでいますが、一気にカードが少なくなって、スッキリした状態になっています。
「取引時間の長さ」でフィルタリング

カードの左上の部分には、時間が書かれたタブがあります。これを使って、自分がやりたい「取引時間の長さ」のカードを選ぶことができます。上の画像では「3分」を選んでいます。いろいろな通貨ペアのカードがありますが、どのカードを選んでも3分で勝負が決まるトレードのカードばかりになっています。
「お気に入り」でさらに早くアクセス

「通貨ペア」と「取引時間の長さ」のフィルタリングを使えば、すぐに自分の探したいカードは絞り込めると思いますが、さらに「お気に入り」を使うことで、普段よく使うカードだけをすぐに取り出すこともできます。各カードの右上に★マークがあると思いますが、ここをクリックするだけでお気に入りに保存することができます。すると、時間が書かれたタブの右側にある「お気に入り」タブをクリックすると、登録したカードが出てくるようになっています。

以上が、ハイローオーストラリアの取引画面の使い方です。次回は、実際に取引をする部分について説明していきます。